本当に暑い日が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
夏季に訪れる災害とも言っていい「熱中症」について少しお話したいと思います。
年齢だけではなく、基礎疾患や服用中の薬剤でも熱中症を引き起こしやすくなってしまう事もあります。
疾患 | 注意が必要な理由 |
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糖尿病 | 血糖値コントロールが悪化することで、放熱するための発汗機能の低下により体内に熱がこもりやすくなる。 |
心不全などの循環器疾患 | 飲水・塩分摂取制限が行われている心不全では、夏場の発汗や食欲低下にて脱水になりやすい。 |
肥満 | 脂肪は筋肉に比べ水分含有量が低い。体の熱を放熱しにくい。 |
皮膚疾患 | 発汗や血管拡張による体温調節がうまくいかない事がある |
利尿薬(血圧薬) | 脱水をおこしやすくなる |
〇健康管理(食事・運動・睡眠などの体調管理)暴飲暴食してないか睡眠不足になっていないか。
〇情報収集(情報収集し、警戒する)2024年からは熱中症特別警戒アラートの運用が開始されています。アラート発表時には市町村が指定する「暑熱避難施設」が解放される
〇治療面(持病の治療、お薬の管理など)
熱中症の初期対応
●水分補給(OS1やミネラルを多く含むものを選択し補給する。喉が渇く前にこまめにとる
●冷やす(涼しい部屋、場所に移動、体を冷やす
●安静(体をやすめる)
意識がない、ふらつく、頭痛などが発生している場合は救急車が必要な場合もあります。
熱中症をしっかり対策し、楽しく夏をのりこえましょう!!!